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序文

 お前が私にゲドと名乗ったのだろう?
 なら私にとってゲドはゲドだ。
 もし、ゲドがアーシュラと名乗ったのなら、
 私にとってゲドはアーシュラだ。
 そうだろう?
 ならゲドはゲドだ。
 他の誰でもありはしない。
 お前がゲドと言うなら私にとってお前はゲド。
 と、するならばだ。
 私がイシュトヴァーンと名乗ったのなら、
 お前にとって私はイシュトヴァーンのはずだ。
 違うかい?




























魔剣伝承 第一部
〜月下舞踏す運命の傀儡〜

第二幕 短刀曲芸 Pocketknife Performance






































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