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序文


 それでも僕は心地よくありたいと思う
 いつだってそう唱え続けてきた
 苦しかった
 悲しいこともいくらでもあった
 その果てに、僕はここにたどり着いた
 果たしてこれが正しい結末なのか
 それがぼくにはわからない
 あらゆるものが変わり果ててしまったけれど
 僕の望んだものと、これはきっと遠くない気がする
 心地よくありたいと思い続けた
 心地よくありたかっただけだった
 そう思い、そう生きて、そしてここが終焉
 いやな事もいいことも丸ごと全部ひっくるめて
 僕は心の中でこう唱えていた
 それでも僕は心地よくありたいと思う

























魔剣伝承 第二部
〜糸回したる呪いの運命〜

第五幕  仮面舞踏  Masquerade






































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